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インターネットビジネスでの起業を決意
前回の話で、女の子にモテたいという理由だけで、起業を決意した中野(青年)
IT起業家・中野秀俊の起業バカ一代 生い立ち~起業を決意するまで【vol.1】
起業するといっても、何をするのかを決めないといけません。資金もない、人脈もない、経験もない…そんな中で、考えついたのが、IT・インターネットビジネス。
これなら、お金がなくても、パソコン一台あれば出来るんじゃないかと。
私が大学に入学したのが、2002年…ITバブルが崩壊して、IT不況の中でした。でも…バブルが崩壊したってことは、これからは上がるだけやないかい!
素直(というか単純なバカ!?)中野(青年)は、大学1年生7月、IT・インターネットビジネスの世界に入っていくことを決意したのでした。
プログラミングを一から勉強
インターネットビジネスをやるといっても…中野(青年)は、埼玉でも田舎の方の出身。
Yくんも、鹿児島の田舎出身…お互い特にインターネットに詳しかったわけではありません。
「プログラミングっていうのができるといいらしい…」
「プログラミングってなに?」
「プログラムの現在進行形じゃん?」
そんな状態から、手探りで1から勉強していきました。(大丈夫か、中野(青年)!)
そんな状態からの起業でしたが、幸いにも、早稲田大学は、エクステンションセンターという24時間空いているパソコン使い放題の施設がありました。
しかも早稲田大学の自由な学風からか、大学のときから起業している人間も結構いて、そのつながりもできてきました。
資金集めは、苦労の連続
そんな何も分かっていない中野(青年)でも、一つだけ分かっていることがありました。それは…起業には、ある程度のお金が必要だ!ということ
もちろん、こんな何も分かっていない中野(青年)にお金を出してくれる奇特な人はいません。そしたら、自分で稼ぐしかない!ということで、アルバイトに勤しみます。
最初は、大学のブランドを活かして、塾・家庭教師の講師…などもやっていたのですが、このバイトの弱点は時給はいいけど、長時間できないからガッツリ稼げない…。そこで、中野(青年)…とにかく時給が良くて、長時間働けるバイトを探しました。
その結果、色々なバイトをしましたが…印象深かったのが、ラブホテルの受付・清掃と風俗店でのボーイ
そして、極めつけは、治験!そう新薬を飲んで、その効果を実際に人の体で観察するというアレです。
これらのバイトは非常に面白いネタもたくさんあるのですが…(ブログ3回分はいける…)このブログの品位が下がりそうなので、自粛します(^_^;)
金はないけど、夢はある
この頃は、少しでもお金を節約するため、Yくんと1Kのボロアパートで共同生活。食費も切り詰め…みたいな生活でした。でも、不思議と悲壮感はなかったです。
まだ、ポツポツと受託開発の案件も入ってくるようになり、お金がないながらも、充実した時間を過ごしていました。
むしろ、社長になってお金を稼ぎ、女の子にモテる…。そんな夢に向かって、今は進んでいるんだ!そんな充実感さえ、ありました。
親にバレっちゃった!
夢に向かって爆進していた中野(青年)。 当然、大学の方は…予想通りどんどん疎かになっていきました。
そんなとき、ひょんなことから、僕が大学にも行かず、怪しい店でバイトしているということが、両親にバレてしまったのです!
私の父は、誰もが知っている大企業のサラリーマン!
一人息子の僕には、官僚か大企業に勤めて欲しいという希望があったそうです。しかし、当の息子は…大学にも行かずに、怪しいことを始めている…。
そりゃ、怒りますわな(;´д`)
「話したいことがある…今すぐ実家に帰ってきなさい!」いつもは優しい父親の厳しい口調に、ただ事でない空気を感じました…。
父親との決裂
実家に帰り、両親と対面…父親からは「お前は何をやっているんだ」と一言。
中野(青年)は、意を決して、自分の夢を告げました!
「僕は、ベンチャー企業を立ち上げ、社長になりたい(そして、女にモテたいんだ!)」(注:()の中は、実際には言ってません)
優しい理解のある父親です。話せば私の思いを分かってくれる…そう思っていました。
だけど…父親から帰ってきた言葉は…
「お前は、何を絵空事を言っているんだ!」
「もうちょっと、真剣に将来を考えろ!」
「そんなことをやらせるために、大学に行かせたわけではないぞ!」 という言葉…
私の夢があまりに突拍子もなかったため、今から考えると当然の反応です。
しかし、この言葉で私は、完全にキレてしまいました…。そして、生まれて初めて父親と大喧嘩。
実家との離別
父親と言い争いになり、売り言葉に買い言葉…
しかし、完全に頭に血が上っていた中野(青年)は、父親に言ってはいけない一言いってしまいます…。
「俺は、あんた尊敬していない! あんたみたいに、平凡なサラリーマンで終わるっていう、つまらない人生なんて絶対に嫌だ! 俺は、自分の力で生きていくんだ」
はい…皆様のいいたいことはわかります!
「父親になんてこというんだ!このバカちんが!」
本当にまだ子供だった中野(青年)… 今なら大企業で長年働いた父親の凄さがわかりますが、この頃はまだ分かっていませんでした。 このことは、今でも後悔しています(;´д`)
啖呵を切った中野(青年)…これ以降、実家とは音信不通状態…
唯一の帰る場所であった実家とも、決別してしまいました。そんなことを振り払うかのように、なんとか事業を軌道に乗せようと、
以前にも増して、邁進していく中野(青年)…。そんな中野(青年)に一筋の光が見えていくのです…