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一筋の光を確かな光に!
前回の記事(IT起業家・中野秀俊の起業バカ一代【vol.3】葛藤の先に一筋の光が!)で、事業がうまくいかず、もがき苦しんでいるときに、一つのアイデアが浮かんだというお話をしました!
そのアイデアとは、インターネット輸入ビジネス
日本人は、欧米で流行っているものに滅法弱い…。
それであれば、欧米のものを輸入し、日本で売れば、儲かるのではないか!?と考えたのです!
オークションサイトがあるじゃないか!
そこで、海外のものを輸入するには、どうすればよいか…。
まさか、海外にいくわけにいかないし…と思っていると、
海外にも、オークションサイトっていうのがあるじゃんか!
そうすると、欧米のオークションサイトから、物を仕入れて日本で売ればいいじゃん!
これなら、イケるんじゃないか!!中野青年は、興奮しました!
今でこそ、個人輸入とか「せどり」とかが一般的になっていますが、20年ほど前は、一般的ではありませんでした。
しかも、中野青年が考えたのは、ただの個人輸入ではなく仕入れ体制をシステム化・自動化するということ。
ここを説明すると専門的になるので割愛しますが、一度システムを組んでしまえば、あとは自動化してじゃんじゃん収益が上がる仕組みを作るということでした。
中野青年、猪突猛進
アイデアが閃いてしまった中野青年…思い立ったら、周りが見えなくなってしまう中野青年です!
目標が決まったら、猪突猛進です!
生活費を稼ぐために、アルバイトやホームページ制作・システム開発の受託事業は継続しながら、輸入ビジネスを確立するために、奮闘する日々…。
この頃は、本当に寝る暇もありませんでした。
しかし、不思議なことに全く辛くない!
目標が見えないという辛い状況からすれば、中野青年にとって、目標があるというのは、何よりも幸せだったのです!
そして、心血を注ぐこと、3か月…ついに、納得するシステムが出来上がりました!
流行のヒントは、女性にあり!
システムが出来上がっても、売れなければ意味がありません!
売れ筋の商品を見極めることが大事になります!
そこでますやったのが、最近の流行を周りの女性に聞くということ。
野心はあるものの、中身は男子校出身の純朴な中野青年です。
「女の子に、自分から声をかける」
などという所業は、中野青年にとって、エベレストよりハードルが高く、マリアナ海溝よりも奥深いことなのです!
だけど、これも事業のため…まさに清水の舞台から飛び降りる覚悟で、聞いていったのです!
そうして、徐々に事業が形になっていった中野青年…
この事業が、後々、快進撃を巻き起こしていくのです。