中野秀俊の起業記IT起業家・中野秀俊の起業バカ一代【vol.14】~中野青年、ウツになる~

IT起業家・中野秀俊の起業記 青年期【vol.1】

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これって、ウツ?

前回、就職活動をしてみるものの、うまくいかず…
価値がないとまで言われた中野青年

中野秀俊の起業記IT起業家・中野秀俊の起業バカ一代【vol.13】

それでも、何とかしなくちゃと思い、外に出ようとする。
しかし…外に出ようとすると、吐き気頭痛がするという状態に陥りました。

そう…IT事業の失敗・破産手続によるストレス、信頼していた人々の裏切り、将来に対する漠然とした不安…
そういったものが一気に押し寄せ…中野青年の精神を蝕んでいたのです!
いわゆる…ウツ状態になってしまったのでした。

なんと、大学4年生にして、「引きこもり状態」になる中野青年
このときは、海の底に沈めれた気分でした。

誰とも話さず、部屋も一歩も出ないみたいな日々が続く
何とかしたいけど、身体がついていかない…

底なし沼にはまったような最悪な状態でした。

中野青年の両親も、このときは本気で心配だったみたいです。

全く、どこまで親に心配をかけるんだ!中野青年!

中野青年を救ったのは、スラムダンクだった

出口のない生活を送っていたとき
その日も朝から何もやる気がおきず、部屋に引きこもり、スラムダンクを1巻から読み直していました。

そして、その最終巻までいったとき、あるセリフで中野青年の手が止まります。

「はいあがろう。「負けたことがある」というのが、いつか大きな財産になる」

スラムダンク好きなら、知らない人はいない名シーン、名セリフです。

この言葉を見た瞬間…中野青年は、「うおぉぉぉぉ!!!」と大声で叫びました!
そうだよ!このまま、負けたままで終われるか!
もう1回、やってやろうじゃないか!
という闘争心がメラメラと燃えてきました。

ちなみにこのとき、両親は引きこもりの息子が突然叫びだしたため、本気で頭がおかしくなってしまったと覚悟したそうです(^^ゞ)

うつ状態の中野青年をどん底から救ったスラムダンクに、今でも頭が上がりません!

やはり…スラムダンクは偉大です!!

弁護士という職業

復活した中野青年…自分の将来について、本気で考え始めます。

そんなとき、立ち寄った本屋で、たまたま「資格ガイド」の本を手に取りました。
その1頁目に、司法試験という文字が…

司法試験に合格すると、弁護士になれる…

もちろん、弁護士という職業は知っていました。でも…そもそも法学部でもない中野青年…

法律なんて、学んだことはありません。
「弁護士」かぁ…。なぜか、中野青年の心の中に、「弁護士」という言葉が妙に引っかかっていたのです。

そして、その日に夜に、たまたま「行列のできる法律相談所」というテレビ番組を見ていました。

そして、そこに出ていた橋下徹弁護士

聞くところによると、橋下弁護士…早稲田大学政治経済学部出身…しかも学生に起業して失敗し、そこから弁護士を目指したという…

あ、なんか自分と一緒だ…中野青年は思ったのです。

当時の橋下弁護士は、茶髪でチャラチャラして、とても弁護士とは思えない発言を連発していました。

「あ、コイツが司法試験受かるだったら、自分も受かるんじゃないか

なぜか、そのように思ったのです。

法律も学んだことがない中野青年が、弁護士という仕事に興味も持った瞬間

はたして、中野青年が出した結論とは!?
次回に続く!
(次回、最終回です!お楽しみに!)

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